ニッサン・新型ジューク(JUKE)へのフルモデルチェンジは2017年へ延期
ニッサンのジュークの初登場の時は衝撃的でした。
フォグランプとフロントライトとが逆転した様な独創的なフロントマスク、小型クロスビーグルというSUVジャンルにも関わらず全く泥臭差を感じない佇まい。そしてまるで2ドアクーペの様なスタイリッシュなデザイン。
存在そのものが独創的でアイディアいっぱいな面白い車でした。
そんなジュークも最近は販売の方は不振で、ライバルのホンダ・ヴィゼルが2015年度は平均して月に5000台以上を売っているのに対して、ニッサン・ジュークは1000台にも満たないものでした。
この状況を打破すべく新型ジュークがニッサンで開発中とのことです。
遊び心溢れる車、それがニッサンのジューク(JUKE)
ニッサン・ジュークは現代の車にしては珍しい妥協の産物の様な車とは異なり意欲的に新しいものを創造しようとした車です。姿を見ただけで意気込みが伝わるような車でしたからね。
2010年に正式発表・販売されたコンパクト・クロスオーバーSUVで、当時はクロスオーバーでも武骨なデザインが主流だったものが、SUVにもクーペスタイルのエクステリアデザインを広めたモデルです。
やはりジュークのインパクトはフォグランプとフロントライトが逆転した様なフロントマスクとチョロQの様なフォルムは大きなインパクトを生みましたよね。プラットフォームはニッサンとルノーが共同で開発したBプラットフォームを使用し、サスペンションの基本はキューブをベースとし、リアサスペンションはSUVとして剛性を高めるためセレナのものと共通したものを使用しています。
その様な努力によりジュークは車格のわりに車両価格を抑えた設定が可能となっています。ハッキリ言って車両価格の上がる傾向が強い現代でジュークのコストパフォーマンスは魅力的でヒットした大きな要因となりました。
CMも若々しい新しい価値提供を提案するような内容になってますね。
遊び心溢れる車ジュークはCMでも遊び心溢れるものが作られました。
これはスターウォーズとのコラボCMですが、、、、ジュークに何かメリットがあるのかは疑問ですね。
欧米でも大人気のジュークだけに海外のCMも良い作品が多いです。
こちらはイギリスのCMです。
遊び心溢れる企画”キミだけのジューク(JUKE)をデザインしよう”
ニッサン自動車はこんな楽しい企画も発表してデジタルコンテンツを公開しました。それが“自分だけのオリジナルデザイン”のジュークを作ることができるデジタルコンテンツ”JUKE by YOU”です。
このデジタルコンテンツでは誰でも簡単に色を変えたりステッカーを張ったりして自分だけの個性的なジュークをデザインすることが出来るんです。しかもコンテストでベストに選ばれるとその優勝したジュークのデザインを実物のジュークで再現してプレゼントしてくれるというものです。
遊び心が溢れてしまったスーパージュークを知っていますか?
ジュークの遊び心の表れの1つとして”スーパージューク”と呼ばれたGTRのエンジンを移植された”ジュークR”もそうです。
皆さん、知ってますか”ジュークR”を?欧州ニッサンで開発されたコンセプトカー・ジュークRはGT-RのVR38DETT3.8lのV型6気筒ツインターボエンジンを搭載して、駆動系も独立型トランスアクスル4WDをトランスミッションもGT-Rの6速デュアルクラッチトランスミッションを移植するという改造を大手メーカーがおこなった驚きのモデルです。
外観はジュークですが中身はほぼGT-Rで最高出力も600馬力を超えてくるスーパーSUVとなります。こんな化け物SUVは世界中探してもこのジュークRただ1台でしょうね。
車好きには堪らないことをメーカーがやってしまった感じです。
実際にジュークRの実力もフツーのスポーツカーどころが、世界が誇るスーパーカークラスでも一蹴できるものです。下の動画は名だたるスーパーカーを従えて先頭を走るジュークRの映像です。
こんなスーパーカーを日本の大衆車のジュークが(中身は十分スーパーカーですが、、、)ねじ伏せて走るのは軽快ですね。
新型ジューク(JUKE)と噂される”グリップスコンセプト”
開発中が伝えられる新型ジュークですが、実はモーターショ―で発表されたコンセプトモデルに新型ジュークではと噂されているモデルがあります。
それが、フランクフルトモーターショーで初めてワールドプレミアを飾ざり、2015年の東京モーターショー2015にも出展された”グリップスコンセプト”です。
このニッサン グリップスコンセプトのコンセプトは、”若い世代に向けたスポーツコンパクトクロスオーバー”ということでデザインもそうですが、正に新型ジュークと同じコンセプトになります。 ボディサイズは全長4100mm×全幅1890mm×全高1500mmというSUVとしてはコンパクトなサイズに収めてあるのですが、デザインはかなり大胆な試みがなされています。
室内空間は4人乗りの2プラス2のクーペスタイルで、フロントドアはガルウイングとなっていて派手に跳ね上がり、リアのドアはRX-8のように観音タイプで後ろ側に開きます。そしてセンターピラをピラーレスにすることで乗車性も確保しています。
正にコンパクトクロスオーバーの性能と実用性を両立させているスポーツカーの様な車でワクワクした車作りが伝わりますね。
写真で見るとガルウイングドアは派手ですねぇ。
観音開きの開き方もRX-8以外ではほとんど見た記憶がありません。
ガルウイング+観音開きは世界初なのかもしれません 。
バンパー一体型のマフラーがカッコいいです。内装は明らかにコンセプトカーの内装です。
腕時計のクロノグラフの様なメーターでストイックなデザインです。
流石に+2ということでリアシートは狭いですね。実はこの グリップスコンセプトはニッサンが誇る自慢の電気自動車リーフの駆動システムを用いたPure Drive e-Powerを応用したハイブリッドEVシステムを搭載しています。
このパワーユニットは最高出力109馬力最大トルクは25.9kg・mといわれています。この次世代ハイブリッドシステムは現在のハイブリッドエンジンよりも小型軽量化がなされ、燃費だけでなくパワーも継続距離も期待できるシステムになるとみられています。
この グリップスコンセプトの動く姿は⇩の動画で見て下さい。
新型ジューク(JUKE)の予想イラスト
海外では グリップスコンセプトをベースにした新型ジュークの予想イラストが描かれています。スパイショットから描かれているわけではないので、想像の域を出ないものではありますがなかなか良く出来ていると思います。
ただしデザインとしての完成度は高いですし先進的な意欲的なデザインなのに確かにジュークのデザインとなっていることは見事です。
今のジュークのデザインは少し子供ッぽいのですがこれであればプレミアム性の感じるものとなっています。出典 http://indianautosblog.com/
ニッサンのVモーショングリルのデザインとしては今までにないものとなってますね。出典 http://indianautosblog.com/
フロントライトとフォグランプの形状から確かにジュークと分かりますね。 出典 http://indianautosblog.com/ 出典 http://indianautosblog.com/
このルーフはどうなっているんでしょうね。アンテナはシャークフィンアンテナですね。 出典 http://indianautosblog.com/
このCピラーの処理は面白いですね。 出典 http://indianautosblog.com/
他の予想CGもあります。これらもあくまで予想と言うレベルですね。 出典 http://automotrends.com/ 出典 http://automotrends.com/ 出典 http://automotrends.com/
ニッサン新型ジューク(JUKE)の予想基本スペック
新型ジューク(JUKE)のプラットフォーム
新型プラットフォーム CMF-B改
ニッサンと同じグループのルノーと共同開発する新プラットフォームCMF-Bをベースに、軽量化と高剛制化を更に改善して採用してきます。
新型ジューク(JUKE)のボディーサイズ
全長 4200mmx全幅1765mmx全高 1565mm ホイールベース 2580mm
ボディーサイズに関してはコンセプトが同じなためにほぼ同じと見られています。
新型ジューク(JUKE)の駆動システム
通常エンジン:1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジン
ハイブリッドシステム:1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジン+モーター
最高出力120ps 最大トルク19.3kgf.m
駆動システムは現行の1.5リッター直列4気筒DOHCエンジンのHR15DE型は廃止されてダウンサイジングが行われ、1.2リッターDIG-T直列3気筒直噴DOHCターボエンジンになります。
このエンジンはニッサンのエンジンではなくルノーのエンジンでありヨーロッパではすでにコンパクトSUV・キャプチャーに搭載が開始された次世代新型エンジンで、ノートに搭載されている1.2リッターDIG-S直列3気筒にスーパーチャージャーで加給するものとは別物となります。
更に、このエンジンをベースに電気モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたハイブリッドシステムのエンジンも搭載予定です。
実はもう1つ噂される可能性が新型ジュークにはあります。
それが、電気自動車(EV)となるのではないか、つまりはグリップスコンセプトと同じ”Pure Drive e-Power”のパワーユニットを使ったジュークが存在するのではないかということです。
これは、”Pure Drive e-Power”のリーフの電気自動車技術を応用したより電気自動車に近いハイブリッドエンジンつまりは、現行リーフの最高出力109psの電気モーターを走行の動力とする駆動方式に発電専用の補助としてガソリンエンジンが備わるものです。
このハイブリッドEVシステムが搭載予定のハイブリッドエンジンに相当するものなのか、ハイブリッドエンジンとは別の電気自動車(EV)として販売するのかはまだ見えていません。
このことの背景にはライバル車のホンダ・ヴィゼル・ハイブリッドの燃費は27.0km/Lまで高められているため後発となる新型ジュークではこの27.0km/Lを超えることが命題とされているからです。
ただ、このヴィゼル・ハイブリッドの燃費27.0km/Lが非常に良いので苦労しているようです。
新型ジューク(JUKE)のトランスミッション
CVTトランスミッション
トランスミッションは新型ジュークのコンセプトから考えてもCVTで十分でしょうね。
新型ジューク(JUKE)の駆動方式
FF又はFFベースの4WD駆動方式
まぁ性能重視の4WDと街乗りと売れ筋モデルのFFというところで定番のラインナップですね。
新型ジューク(JUKE)のその他の情報
快適性などの装備の充実も図られるようで、大型のサンルーフや現行ジュークでは不満も出ていた荷室の積載量を拡大してくるようです。
ニッサンはすでに新型ジュークの生産のために1億ポンドを設備投資をイギリスのサンダーランド工場に投資して体制を整えたことを発表していてその積極的な姿勢が伺えます。
ニッサン新型ジューク(JUKE)のライバルの動向
新型ジュークは魅力のあるモデルにフルモデルチェンジします。しかし他社のライバルのモデルも当然進化していきます。その代表的なライバル車も下に書き出してみました。
ホンダ・ヴェゼルこのクラスのSUVの現在の王者はホンダのヴェゼルで、現在は1車で人気を独占するかのような状況です。
しかしジュークのモデルチェンジやトヨタの新型車C-HRの発売などに対抗するためにディーゼルエンジンを搭載するなど多くの改良を予定しています。↓の記事に詳しく書いてありますので読んで下さい。
ホンダ新型ヴェゼルのモデルチェンジ情報!ディーゼルや6MTが搭載か?
スバル・フォレスター
フォレスターも今勢いのあるスバル車だけあって強力なライバルです。ボクサーエンジンに4WDの車で走破性能は1級品です。技術的にこのジャンルに強いスバルの最新技術が投入された新型にモデルチェンジします。
スバル・フォレスターが新型へモデルチェンジ!プラグインハイブリッドは?
トヨタのプリウスのSUV版C-HR
トヨタが放つプリウスベースの小型クロスオーバーSUVのC-HRもいよいよ発売日が迫ってきています。本家だけにハイブリッドシステムが優秀なのは当然ですが、そのシャープでグラマラスなエクステリアデザインも話題です。
このヴェゼルを超えてクラスの王道となりそうな予感です。
トヨタの新型車CHR(プリウスSUV)の驚きの性能!発売日12月16日の最新情報
ニッサン新型ジューク(JUKE)のフルモデルチェンジ情報のまとめ
このように見てくるとニッサンの新型ジュークに対する本気度が良く分かりますね。
新型ジュークのライバルはホンダのヴィゼルだけでなくトヨタのプリウスSUVと言われるÇ‐HRとデザイン・走行性能・燃費性能と強力な車が存在しています。
本音でいえばニッサンも新型ジュークは車内で全て開発したかったんだと思います。それが少しでも新型ジュークを良い車にするためにニッサンに拘らずグループ内で多くの選択肢を模索したのが分かります。
ルノー・ニッサングループで総力を投じて開発している新型ジュークですから車としてかなり期待できるものが登場することが予想できます。
2016年7月を目指しているということですが、遅れそうな話も聞きますが発売日に拘るよりもよりも完成度の高い良い車を創って貰いたいものですね。
ジュークやCX-3などの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
”車を買うときに得する方法”を紹介をしたいと思います。
新しい車が欲しいなぁって思ったら欲しい車をディーラーに見に行って試乗したりしますよね?その時は好きな車を目の前にして本当にワクワクして楽しいものです。そして殆どの人はそのハイテンションのまま見積りを受け取り値引き交渉を始めていると思います。
これっ、絶対に止めて下さいっ!
これでは丸腰のままで戦に出るようなものです。車の購入の値引き交渉は戦いなんです。戦というものは戦いが始まる前に8割は結果は決まっています。必ず準備をして臨むようにしましょう。
準備をして交渉に臨むこれ正に勝つべくして勝つです。
1.最大値引きを勝ち取るには販売店同士で競合させるのがベスト
本命のディーラーに新車を見に行く前に必ず競合させる車種と販売店を想定して下さい。同じ車で違う系列店ならベストですし他社のライバル車と販売店でも良いです。
先ずはライバル店に訪問して見積りを出して貰いましょう。そしてその見積りと情報を持って必ず最後に本命の販売店に行きましょう。
2.重要なのは値引きより下取り!そしてディーラー下取りは安いという現実
大切なことなのでもう1度書きます。
車を安く買うのに大事なことは、値引き額よりも下取り査定額の方が重要
と言うのは車両値引き10万円を引き出すのは本当に大変なんです。でも買取りの専門業者の下取り価格ならディーラーと比べて10万円どころか2・30万円以上も高額なことも普通だからです。
知人のレクサスでは70万円以上も高かったです。でもこれは車両価格の高いレクサスだからですけどね。
実際の買取り専門業者への依頼方法とはインターネットで簡単な必要事項を入力するだけです。その後に電話があり向こうから車を見に来てくれます。
高額査定を引き出すコツは、依頼する買取りサイトは複数社の見積りが一括で取れる査定サイトを選ぶこと、そして最低2社へ依頼することです。これは1社の一括査定で複数社に依頼しても業者同士が顔なじみで談合されることもあるからです。
2社に同時に依頼をして競争原理を確実に働かせて買取り額を高めて下さい。私のおススメの買取り査定はかんたん車査定ガイドとカーセンサーネット査定です。
おススメの理由は、どちらもガリバー等の大手を含めて一括で依頼出来る点と更にかんたん車査定ガイドは入力と同時に下の画面の様にあなたの車の相場額が表示される点にあります。
もし今すぐに売る予定はなくても自分の車がいくらの価値なのかは今後を考える上で知っておいて損はないでしょう。予想以上に高額な査定額だったから今すぐに好きな新車に買い替えることにしたという嬉しい話も珍しくないんです。
かんたん車査定ならその場で入力するだけで価格が分かりますからね。
あなたの車も調べてみたら予想以上に高額な値がついて驚くかもしれませんよ?
この2つのサイトでの見積り依頼をすれば競争原理が働き高額査定が出る可能性はかなり高いです。更に確実とするなら業界で評価の高いズバット車買取比較にも頼めば確率は上がります。
でも査定業者が多くなり過ぎると対応が大変ですからかんたん車査定ガイドとカーセンサーネット査定だけで十分だとは思いますよ。
そして見積書を持ってディーラーに行って下さい。そうすれば買取り業者の見積額を基準に下取り価格を提案してきます。その額と比較して高い方に売れば良い訳です。基準がないとディーラーが安い見積りを出しても分からないですからね。
この様に万全な準備をして値引きと下取りの両方から最大値引きを引き出しましょう。
特に下取りはディーラーの見積もりだけでは違いも分かりませんし、カーナビやエアロや海外旅行の代金ぐらいは簡単に差が出ますから試してみることをおススメします。
おススメはこの2社⇒かんたん車査定ガイドとカーセンサーネット査定
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